SDGs達成に向け…政府が来年の行動計画

国連が定めた持続可能な開発目標=SDGsの達成に向けて、政府は21日、推進本部会合を開き、来年の行動計画を取りまとめました。

菅首相「政府としては今回の危機を踏まえ、誰の健康も取り残されないという考えのもと、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成に向けた取り組みを推進していきます」

政府がまとめた来年の行動計画では、基本的な考え方として「新型コロナウイルスの感染拡大により、SDGs達成に向けた取り組みの遅れが深刻に懸念されている」と指摘しています。

その上で、新型コロナを含めた感染症対応能力を強化するため、「途上国を含めた治療やワクチンの開発・製造などを支援し、公平なアクセスを確保する」としました。

さらに、すべての人に質のよい保健・医療サービスを提供する「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の達成に向けた取り組みを推進する方針を盛り込んでいます。

また、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」への挑戦も通じて、「世界のグリーン産業をけん引し、経済と環境の好循環を作り出していく」としています。

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