SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」のターゲットや現状は?

すべての人が生涯に渡り健康的な生活を営めるよう定められたのが、この目標3になります。

「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」を目指しており、妊産婦や乳幼児の健康、HIV/AIDS、マラリア、結核といった感染症の抑制、またすべての人々が医療、保健サービス、医薬品アクセスができるようになることなどが求められ、それに対して13項目のターゲットが定められています。

(出典:国際開発センター「すべての人に健康と福祉を」,2018)

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進することは持続可能な開発に欠かせませんよね。

平均寿命を延ばして、母子の死亡と関連づけられている一般的な死因のいくつかを減らすという点では、長足の進歩が見られています。しかし、2030 年までに生児出生 10 万人当たり 70 人未満という産婦死亡率のターゲットを達成するためには、熟練した分娩医療の改善が必要となります。

幅広い疾病を全面的に根絶させて、新旧の多種多様な健康問題に取り組むために、さらに多くの取り組みが必要とされています。保険制度のより効率的な財源確保、衛生施設と衛生状態の改善、医療へのアクセス拡大、環境汚染の削減方法に関するより多くのヒントの提供に注力することで、数百万人の命を救うための支援を大幅に前進させることができます。

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