第2回都道府県版SDGs調査2020 7月下旬に結果発表

ブランド総合研究所は、2019年に実施した「地域版(都道府県版)SDGs調査」の第2回調査を2020年6月に実施する。結果発表は7月下旬を予定。「自分の地域が社会や環境に配慮していると思うか?」という設問を新設し、都道府県のSDGs評価指数として発表する。

47都道府県を対象に、住民のSDGs認知度や、個人の悩み、社会への不満が幸福度、定住意欲度等にあたえる影響を調査する「都道府県版SDGs調査」。日本国内でも徐々に注目されている「SDGs」も、いまだ認知度が高いとはいえません(2019年調査の結果:全国平均29.3%)。その理由として、SDGsの内容が、必ずしも住民視点になっていないことが考えられます。

そこで、「都道府県版SDGs調査」では、各都道府県約350人の住民の視点で、「低収入」や「育児・子育て」「介護」など50項目の個人的悩みや、「少子化」「働き方」「ゴミ問題」など50項目の地域への不満を調査。都道府県ごとに、どのような悩みや不満が多いかを数値化するとともに、それらの課題が「幸福度」や「定住意欲度」にどのような影響を与えるのかを分析します。

さらに、昨年に続き第2回目となる今回の調査では、「自分の地域が社会や環境に配慮していると思うか」という、地域に対する住民の意識を問う設問を追加。その結果は、住民による「SDGs評価指数」として発表します。

また、 自分の地域が重視すべき17ゴールや、 「SDGs」という意識に関わらず地域の持続性につながるような個人的な行動(食品ロス削減、エコバッグ使用、ゴミ分別等)も分析することで、住民を巻き込んでSDGsを推進していくにあたり、住民の興味や協力意向を踏まえた方針展開につながる課題を明らかにします。

自分の住んでる町でSDGsという文字をよく見かけるようになりました。もっともっと認知されるといいですね。

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