貧困層の子どもたちへ古着を 高校生の思い【新潟からSDGs】

新潟からSDGs。新潟市の高校生が有名企業とタッグを組み、世界中の貧しい子どもたちへ古着を届けるプロジェクトを始動させました。

新潟市にある新潟青陵高校で30日に行われた、ジーユー(GU)の社員による出前授業。貧困層の子どもたちへ古着を届ける、ユニクロ・GUの「服のチカラ」プロジェクトの一環です。世界の難民の現状や服が果たす役割について、およそ100人の生徒が真剣な眼差しで聞きました。

【2年生】
「服をもらって、難民の人が笑顔になっているところが印象的でした」
【2年生】
「この授業を通して、世界の状況を考えることができて良かったと思います」

この授業を実現させたのは、2年生の黒井健汰さんです。「服のチカラ」プロジェクトを知り、活動に参加したいと申し出ました。

【2年生 黒井健汰さん】
「ここまで広がるとは自信なかったんですが、みんなでプロジェクトをやろうということになって、とてもうれしいです」

中学の頃からSDGsに興味があり、高校では自発的に活動したいと考えていたそうです。

【GUラブラ万代店 唐木瑠偉店長】
「先生たちからプロジェクトに参加していただくのは多いと思いますが、生徒から自発的に、というのはすごい珍しいかなと思います」

【2年生 黒井健汰さん】
ー将来の夢は?
「まだ決まってはいないんですけど、国とか人種とか気にしないで、みんなで助け合えるようにしていける職業がいいかな」

新潟青陵高校では11月まで専用の段ボールで古着を回収し、発送するということです。

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