初のSDGsアワードに岡山県内6団体 地域課題解決に貢献、12月に表彰式

国連のSDGs(持続可能な開発目標)の推進を目指す岡山県内の産学官でつくる「おかやまSDGs研究会」は16日、地域課題の解決に取り組む団体を顕彰する初の「おかやまSDGsアワード」の受賞団体を発表した。障害者が講師を務めるリサイクルアート教室を手掛ける就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」(岡山市)など6団体が選ばれた。

他は、倉敷市立精思高▽倉敷青年会議所(倉敷市)▽十字屋グループ(真庭市)▽とみやま助け合い隊(岡山市)▽服部興業(同市)。

 県内の企業や教育機関、町内会など75団体から応募があり、財界人や識者ら5人が取り組みの継続性や地域との連携などを審査した。岡山市内で会見した同研究会の藤木茂彦会長=丸五会長=は「熱のこもった活動に取り組む幅広い団体が応募してくれた。アワードは今後も続けていきたい」と話した。

 表彰式は12月19日に岡山コンベンションセンター(同市北区駅元町)で行う。アワードは、SDGsの達成やそのための人材育成を通して活力ある地域づくりにつなげようと本年度創設された。

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