リサイクル可能な「SDGs制服」 大阪夕陽丘学園高 卒業後は回収し再資源化

私立・大阪夕陽丘学園高校(大阪市天王寺区)は来年度から、リサイクル可能な素材を使った制服にリニューアルする。自然環境の保護などを目指す国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)を活用した取り組みを進めており、「SDGs制服」として導入する。

 同校は創立80年を迎えた2019年以降、自然環境の保護や平和と公正の実現などをうたうSDGsの担い手を育てる活動を進め、世界的な課題などについて考える「総合的な探究の時間」の授業も実施している。こうした取り組みの一環で、教職員がSDGs制服の導入を考案した。

 素材はリサイクル可能なポリエステルを多く使用。取り組みに協力するリサイクル会社が卒業などで不要になった制服を学校を通じて回収し、独自の技術で自動車の内装材などに活用される「ペット樹脂」に再資源化する。女子生徒の冬服用のスカートはグレーに明るいエンジ色を使ったチェック柄を取り入れるなど、ファッション性にも工夫をこらした。

 大阪夕陽丘学園の山田清理事長は「環境に配慮した制服に袖を通すことで、持続可能な社会について何ができるか考えるきっかけにしてもらいたい」と期待している。

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