浜松市東区の中ノ町小で5日、オリパラ教育の授業が開かれ、5年生72人がSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けたスポーツの役割を学んだ。 常葉大健康プロデュース学部の木村佐枝子准教授が講師を務め、児童は木村准教授の研究室で作製した「スポーツSDGsすごろこく」を体験した。グループに分かれ、すごろくのマスに記された「リオ五輪で行われたフードロスの取り組みは」「東京五輪・パラリンピックでも取り組まれるプライドハウスとは」などの質問に答えながらゴールを目指した。 木村准教授は「誰もができること、今日からできることを始めよう」と呼び掛けた。女子児童(11)は「競技をする上での暑さ対策など、健康にもつながっていることが分かった」と話した。授業は、浜松市内の5大学で組織するオリパラ教育浜松市内大学連携協議会の取り組みの一環。