ＳＤＧｓ「持続可能な開発目標」

国連では持続可能な社会の実現を目指して「環境保護」や「働き方の改善」など１７の目標ＳＤＧｓを掲げている。このＳＤＧｓをビジネスに取り入れてもらおうと、山口県内の経営者らを対象にした講演会が山口市で行われた。
講師に招かれたのは企業研修や人材育成を行っている、やまぐち総合研究所の中村伸一さん。この講演会はＳＤＧｓについて県内の経営者らに学んでもらおうと、県中小企業団体中央会が開いたもの。ＳＤＧｓ＝持続可能な開発目標は「２０３０年までにすべての国が取り組むべき」として国連が掲げている１７の目標だ。「持続可能な消費・生産形態の確保」や「人間らしい雇用の促進」などがあり、政府だけではなく、企業や自治体にも行動が求められている。中村さんは講演の中で、会社の利益を生む課程でＳＤＧｓを意識することがよりよい社会の実現につながると話した。県中小企業団体中央会では今後ＳＤＧｓに関心をもった企業に対し、補助金の紹介などの支援を行っていくことにしている。