TBS、11月に「SDGsウィーク」開催 キャンペーン大使に安住アナ、香川照之、指原莉乃が就任

TBSは30日、11月23日(月・祝)~11月29日(日)の1週間、「SDGs(持続可能な開発目標)ウィーク」として、SDGsの全社プロジェクトを実施することを発表した。TBSテレビ、TBSラジオ、BS-TBSを含めたTBSのコンテンツ各社、各番組が参加し、現在、世界そして日本で進むSDGsの取り組みなどを紹介する。このキャンペーンを牽引する大使に、安住紳一郎アナウンサー(TBS)、俳優の香川照之、タレントの指原莉乃が就任。加えて17の目標を掲げるSDGsに合わせて、17人のTBSアナウンサーも大使を務め、キャンペーンを盛り上げていく。

SDGsは、「Sustainable Development Goals」の略称。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、15年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っている。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なもので、世界中で取り組まれているもの。

 11月の「SDGsウィーク」では、地上波テレビの『あさチャン!』『グッとラック!』『ひるおび!』『Nスタ』『NEWS23』『王様のブランチ』『報道特集』『新・情報7daysニュースキャスター』『S☆1』『サンデーモーニング』『サンデー・ジャポン』『アッコにおまかせ!』といった番組のほか、ゴールデン・プライム帯の番組が参加予定で、「地球を笑顔にするweek」と題してキャンペーンを展開する。

 TBSグループでは、昨年8月に国連SDGメディア・コンパクトに署名し、「TBS
赤坂ACTシアター」を大型施設としては日本初となる「100%再エネ劇場」に切り替えた。今回のキャンペーンでは、より多くの番組でさまざまな角度からSDGsに関する企画を展開し、社会が抱える課題を「知って、一緒に考え、解決していく」ことを呼びかける。

【安住紳一郎アナウンサーのコメント】
 夏の暑さも雨の降り方も異常です。魚の値段も上がりました。貧困で惨めな思いをする子供が増え、一部のお金持ちのための社会になろうとしています。このままでいいと思っている人はいないと思います。SDGsという取り組みがあります。たくさんの人に知ってもらうためキャンペーンを行います。興味を示してくだされば嬉しいです。

【香川照之のコメント】
 昆虫を観察して50年。地球と生態系の変化は来るところまで来ています。今のままではこの地球も、長くは持続しないかもしれません。このことを全ての人にしっかりと意識してもらいたい。そのためにも、正しい知識と愛を持って自然と触れ合い、環境保全に努める。自然教育を通して、SDGsの担い手を増やしていきたいと思っています!

【指原莉乃のコメント】
 SDGsという言葉は、聞いたことはありましたが詳しくないので「地球を笑顔にするweek」では、一緒に学びながら、SDGsについてのいろいろな取り組みを、いろんな番組とともにお伝えできればと思っています。よろしくお願い致します。

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